2025年にアニメ化が決定した『魔術師クノンは見えている』は、盲目の天才魔術師クノン・グリオンが、魔術を駆使して世界を切り拓くファンタジー作品です。
このたび、主人公クノン役に早見沙織さん、彼を支える侍女イコ・ラウンド役に内田真礼さんが起用されることが発表され、注目を集めています。
さらに、公開されたティザービジュアルでは、水魔術を用いて目を作り出すクノンの姿が描かれており、その独創的なビジュアル表現が話題となっています。
本記事では、キャストのコメントや作品の魅力、AnimeJapan 2025でのイベント情報、原作小説の最新情報などを詳しく解説していきます。
- 『魔術師クノンは見えている』のアニメ化最新情報
- 早見沙織&内田真礼が出演し、AnimeJapan 2025に登壇決定
- ティザービジュアルや水魔術の表現の見どころ
- 原作小説第7巻の内容と特典情報
- 放送開始時期や追加キャストの今後の発表に期待
『魔術師クノンは見えている』とは?
『魔術師クノンは見えている』は、南野海風(みなみの みかぜ)によるライトノベル作品で、「小説家になろう」で連載され、2022年には年間ランキング総合1位を獲得しました。
この作品は、目の見えない少年クノン・グリオンが水魔術を駆使して新たな目を作り、世界を見ることを目指すという、ユニークなコンセプトを持つ魔術探求ファンタジーです。
その革新的なストーリーとキャラクターの魅力が話題となり、カドカワBOOKSから書籍化され、現在第7巻まで刊行されています。
2025年にはTVアニメ化が決定し、早見沙織さん(クノン役)、内田真礼さん(イコ役)ら豪華キャストが参加します。
原作は南野海風による人気小説
本作の原作は、ライトノベル作家南野海風による小説で、イラストはLaruhaが担当しています。
物語の中心にあるのは、「見えない少年が、自らの手で世界を見る手段を生み出す」という、これまでにない新しい視点のファンタジーです。
魔術の技術体系や、魔法を現実の科学と結びつけるような詳細な設定が魅力で、多くのファンタジーファンから支持を受けています。
さらに、クノンの成長とともに、魔術師の世界がどのように変化していくのかが描かれており、単なる異世界ものとは一線を画す作品となっています。
クノンの目標は「魔術で目を作ること」
クノン・グリオンは、生まれつき目が見えません。
しかし、彼はただ盲目でいることを受け入れるのではなく、「魔術を使って目を作る」という前代未聞の発想を抱きます。
魔術を学び始めてわずか五ヶ月で師匠を超えるほどの実力を身につけ、「水魔術を使って目の機能を再現する」という挑戦を始めます。
作中では、彼の創意工夫によって様々な発明が生まれ、それが魔術界に大きな影響を与えていきます。
クノンの強い意志と知識欲が物語を牽引し、読者に「何かを成し遂げる力とは何か?」という問いを投げかける作品となっています。
早見沙織&内田真礼が出演!キャスト情報
2025年に放送予定のアニメ『魔術師クノンは見えている』では、主人公クノン・グリオン役に早見沙織さん、彼の侍女イコ・ラウンド役に内田真礼さんが決定しました。
盲目の天才魔術師クノンと、彼を支え成長を見守るイコというキャラクターに対し、お二人がどのような演技を披露するのか注目されています。
また、アフレコの感想やキャラクターへの思いなどを語ったコメントも公開されましたので、ご紹介します。
クノン役・早見沙織のコメント
クノン・グリオン役を演じるのは、数々の人気作品で主要キャラクターを演じてきた早見沙織さん。
『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役や『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー役など、幅広い役柄を演じる実力派の彼女が、本作でどのようなクノン像を作り上げるのか期待が高まります。
Q1. 原作・台本を読んだ際の感想
早見さんは、「内気だった少年が、ひとつのきっかけで光を見出し、周囲を驚かせるほどの変化を見せる様子にワクワクした」と語っています。
また、「キャラクターたちの掛け合いのテンポが良く、独特なコミカルな雰囲気がある作品だと感じた」と、アニメ化に向けた期待を寄せています。
Q2. クノンというキャラクターについて
クノンの魅力について、「飄々とした笑顔でとんでもないことを言ったり、核心をつく発言をしたりと、どこか掴みきれないキャラクター」と表現。
そのミステリアスな性格が、作品全体の雰囲気を作り上げる重要な要素になっていると語りました。
Q3. ファンに向けて一言
「音と映像がつくことで、より一層作品の躍動感と楽しさを伝えられると思う」と早見さん。
さらに、「キャラクター同士の掛け合いを大事にしながら、ノリよく収録しているので、ぜひ放送を楽しみにしてほしい」と語っています。
イコ役・内田真礼のコメント
クノンを支える侍女イコ・ラウンド役を演じるのは、明るく元気な役柄に定評のある内田真礼さん。
彼女は『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花役や、『約束のネバーランド』のノーマン役など、多彩な演技力でファンを魅了してきました。
Q1. 原作・台本を読んだ際の感想
原作を読んだ際に、「こうなるとは思わなかった!」と驚きがあったという内田さん。
「クノンがどんどん成長していく様子が気持ちよく、どこまで行ってしまうのか追いかけたくなる作品」だと感じたと話しています。
Q2. イコというキャラクターについて
イコの魅力について、「元気いっぱいで、常に明るくクノンを支える存在」と説明。
彼女のユーモアと愛情が、クノンにどのような影響を与えるのかが見どころになると話しました。
Q3. ファンに向けて一言
「『魔術師クノンは見えている』アニメ化おめでとうございます!」と祝福の言葉を述べた内田さん。
「クノンがどんな成長を見せるのか、彼の行く末をぜひ楽しみにしてほしい!」と熱いメッセージを送っています。
また、「私も元気いっぱいなイコとともにアフレコを頑張るので、よろしくお願いします!」と意気込みを語りました。
ティザービジュアル解禁!アニメの見どころ
TVアニメ『魔術師クノンは見えている』のティザービジュアルが公開されました。
このビジュアルでは、主人公クノン・グリオンが水魔術を駆使して目を作り出している様子がダイナミックに描かれています。
水の表現の細かさ、髪の毛や衣服の動きまで細部にこだわった美麗なビジュアルとなっており、アニメーションのクオリティに対する期待が高まっています。
水魔術の表現が圧巻のビジュアル
クノンの魔術の中核をなすのが「水魔術」です。
今回公開されたティザービジュアルでは、クノンが精密に操る水の動きが美しく表現されています。
水滴のきらめきや流動的な動きがリアルに再現され、アニメーションとして動くことでさらに幻想的な演出が期待できます。
また、クノンが生み出そうとしている「魔術の目」の描写も繊細で、彼の探求心が視覚的に表現されている点も注目ポイントです。
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「魔術師クノンは見えている」ティザービジュアル解禁‼
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ティザービジュアルは、盲目の魔術師クノンをモノトーンで表現‼魔術で目を作る。必ず――。
さらに公式HPもオープン‼https://t.co/UOdXxUfHIx#アニメクノン pic.twitter.com/WbsDkFGLxU
— TVアニメ「魔術師クノンは見えている」公式 (@animekunon) March 10, 2025
クノンの探求心を描くストーリー
本作の大きなテーマの一つは、「盲目の少年が魔術の力で世界を見ようとする姿」です。
クノンは魔術を学び始めてわずか五ヶ月で師匠を超えるほどの才能を発揮し、自らの発想で水魔術を応用して「目」を作ることを決意します。
この設定は、従来のファンタジー作品とは異なり、魔術を単なる戦闘の手段ではなく、「技術」として追求する姿勢を強く描いています。
ティザービジュアルからも、クノンの強い探求心と、それを表現する繊細なアニメーション表現へのこだわりが感じられます。
アニメ本編では、彼の挑戦と成長がどのように描かれるのか、ますます楽しみになってきました。
AnimeJapan 2025で特別ステージ開催決定
2025年3月23日(日)に開催される世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」にて、『魔術師クノンは見えている』の特別ステージが決定しました!
本ステージは、「ぴあPresents TVアニメ『フェルマーの料理』『魔術師クノンは見えている』スペシャルステージ」として開催されます。
登壇するのは、主人公クノン・グリオン役の早見沙織さんと、彼の侍女イコ・ラウンド役の内田真礼さん。
ファンにとっては、アニメの最新情報や制作秘話を直接聞くことができる貴重な機会となります。
早見沙織&内田真礼が登壇
ステージでは、クノン役の早見沙織さんと、イコ役の内田真礼さんが登場し、作品の魅力について語ります。
声優陣によるトークイベントでは、アフレコの裏話やキャラクターへの想いが明かされる可能性もあり、ファンにとっては見逃せないステージとなるでしょう。
また、アニメのさらなる新情報やPVなどが公開されるかもしれませんので、期待が高まります。
イベントの日程と会場情報
本イベントの詳細は以下の通りです。
- イベント名:ぴあPresents TVアニメ『フェルマーの料理』『魔術師クノンは見えている』スペシャルステージ
- 日時:2025年3月23日(日)11:00~11:30
- 会場:東京ビッグサイト BLUEステージ
- 登壇者(予定):早見沙織、内田真礼
- 公式サイト:AnimeJapan 2025 公式サイト
『魔術師クノンは見えている』のファンはもちろん、アニメファンにとっても注目のイベントとなりそうです。
参加予定の方は、AnimeJapan 2025の公式サイトで最新情報をチェックし、早めに計画を立てることをおすすめします。
原作小説最新刊情報
ライトノベル『魔術師クノンは見えている』の最新第7巻が、2025年3月10日にカドカワBOOKSより発売されました。
本巻では、クノンの発明した魔建具が祖国ヒューグリアでも注目され、魔術都市でのさらなる研究や、新たな魔術技術の開発に焦点が当てられます。
また、クノンの婚約者・ミリカとの久々の再会や、恩師ゼオンリーとの魔術談義など、重要なキャラクターとの関係性が深まる展開が描かれています。
📖小説最新第7巻が本日発売!📖
📢「魔術師クノンは見えている」小説最新第7巻
著者:#南野海風
イラスト:#Laruha
発売:カドカワBOOKShttps://t.co/2SBn3A2wid#アニメクノン pic.twitter.com/RDcP6XC6aJ— TVアニメ「魔術師クノンは見えている」公式 (@animekunon) March 10, 2025
第7巻がカドカワBOOKSより発売
シリーズ最新刊『魔術師クノンは見えている 7』は、魔術師としてのクノンのさらなる成長が描かれた重要な一冊です。
公式サイトの情報によると、物語の中心となるのは以下のポイントです。
- ゼオンリーとの再会:クノンの恩師であるゼオンリーが、クノンの魔建具技術の権利獲得を狙う上層部の命を受けて登場。しかし、2人は命令そっちのけで「鏡眼」の研究に没頭する。
- ミリカとの再会と新展開:婚約者のミリカと久しぶりに会うことになったクノン。しかし、彼女の近況が予想外の展開を迎える。
- 新たな魔術技術の開発:魔術都市での研究が進み、造魔学の基礎研究に着手。シロトとの共同実験に向けた準備が始まる。
さらに、ゲーマーズで購入すると、限定特典のSSペーパーが付属するとのこと。
特典の配布は先着順で、在庫がなくなり次第終了となるため、早めの購入がおすすめです。
小説版の魅力とは?
『魔術師クノンは見えている』の小説版は、魔術と科学の融合をテーマにした緻密なストーリーが特徴です。
物語は単なるファンタジーではなく、魔術の仕組みや応用をリアルに考察し、技術として発展させていく姿が描かれています。
また、主人公クノンの冷静かつ柔軟な思考が、一般的な「天才キャラ」とは異なる魅力を生み出しています。
第7巻では、新たな研究や登場人物との関係性の変化が描かれ、シリーズ全体の展開に大きな影響を与える内容となっています。
アニメ化に伴い、原作小説の人気もさらに高まることが予想されますので、今のうちにシリーズをチェックしておきましょう!
『魔術師クノンは見えている』の今後の展開に期待!
TVアニメ『魔術師クノンは見えている』の制作が発表され、注目を集めています。
現在、ティザービジュアルやキャスト情報が公開されていますが、放送開始時期や追加キャストの発表など、まだ未発表の情報も多く、今後の続報に期待が高まっています。
放送開始時期はいつ?
公式サイトでは、アニメの放送開始時期について具体的な発表はまだ行われていません。
しかし、AnimeJapan 2025(2025年3月開催)にて特別ステージが予定されており、その場で新たな情報が解禁される可能性があります。
過去のアニメ作品の傾向から考えると、2025年内の放送が有力であり、特に秋アニメ(10月開始)の枠に入る可能性もあるでしょう。
今後の発表に注目し、公式サイトやSNSを随時チェックすることをおすすめします。
追加キャストや制作スタッフの発表はあるのか?
現在のところ、発表されているキャストはクノン役の早見沙織さん、イコ役の内田真礼さんの2名のみです。
本作には原作小説にも多くの魅力的なキャラクターが登場するため、今後追加キャストの発表が期待されています。
また、アニメーション制作会社や監督、脚本家などの制作スタッフ情報もまだ明らかになっていません。
ティザービジュアルのクオリティの高さから、作画や演出にもこだわった作品になると予想されます。
AnimeJapan 2025のステージイベントでは、これらの新情報が解禁される可能性が高いため、今後の発表に要注目です。
- 『魔術師クノンは見えている』のアニメ化が決定し、ティザービジュアルが公開
- 主人公クノン役に早見沙織、侍女イコ役に内田真礼が決定
- AnimeJapan 2025で特別ステージが開催され、最新情報が発表予定
- 原作小説第7巻が発売され、新たな展開が描かれる
- 放送開始時期や追加キャストの発表に今後も注目
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